ペットと車で旅に出たら、準備の9割は「トイレ問題」だった話

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去年の秋、愛犬のマロと初めて長距離ドライブに出た。

事前にネットで調べた情報なんて、正直ほとんど役に立たなかった。「ペットシートを敷きましょう」とか「こまめに休憩を」とか、そんなの当たり前じゃん?って思ってたんだけど、実際に高速道路を3時間走ってみて分かったのは、犬連れの旅って想像の5倍は神経使うってこと。特にトイレ。これに尽きる。

マロは柴犬のミックスで、普段は大人しいんだけど車に乗った瞬間に別人格になる。最初の30分は後部座席でソワソワして、窓の外をずっと見てる。で、1時間経つ頃には諦めたように丸まって寝るんだけど、そこからが問題で。SAに着いて車を停めると、急に目を覚まして「ここどこ?散歩?」みたいな顔でこっちを見てくる。

ペット同伴OKのSAって意外と少ないんだよね。事前に調べておいたつもりだったけど、実際に着いてみたら「ペットは建物内NG、外の芝生エリアのみ可」みたいな張り紙があって、真冬の早朝5時に凍えながら犬の排泄を待つ羽目になった。あの時の寒さは今でも思い出すだけで震える。指先の感覚がなくなって、スマホも操作できなくて。

長距離移動で一番気をつけなきゃいけないのは、犬の体調管理よりも自分のメンタルかもしれない。これ、誰も教えてくれなかったけど本当にそう思う。犬は基本的に飼い主の緊張を察知するから、こっちがイライラしてると向こうも落ち着かなくなる。渋滞にハマった時なんて最悪で、マロは後部座席でクンクン鳴き始めるし、自分は「早く進めよ」って心の中で叫んでるし、悪循環。

そういえば、友達が「ペット用のドライブボックスがいいよ」って勧めてくれたブランドがあったんだけど、名前なんだっけな。コロルだったかな?結局Amazonで似たようなの買ったんだけど、使ったのは最初の1回だけ。マロが中に入るのを嫌がって、結局普通に座席に座らせる形になった。犬用グッズって、人間の都合で作られてること多いよね。

車内の匂い対策も甘く見てた。出発前に「まあ、窓開けりゃ大丈夫でしょ」くらいに思ってたんだけど、犬って緊張すると独特の匂いを出すんだよね。獣臭っていうか、ちょっと酸っぱいような。高速道路だと窓全開にもできないし、消臭スプレー持ってくればよかったって後悔した。今は車に常備してる。

休憩のタイミングも難しい。人間の都合で「そろそろ休憩しようか」って思っても、犬がちょうど熟睡してたりする。起こすのも可哀想だし、かといってこっちは腰が痛いし。結局、マロが自然に目を覚ますまで我慢して運転し続けて、気づいたら2時間半ぶっ通しで走ってた。腰と肩がバキバキになって、目的地に着いた頃には犬より自分の方がヘトヘトだった。

水分補給のタイミングも悩む。犬に水を飲ませすぎるとトイレが近くなるし、飲ませなさすぎると脱水症状が心配だし。結局、SA毎に少量ずつあげるようにしたんだけど、マロは興奮してるのか全然飲まなくて。無理やり飲ませるわけにもいかないし、ただ見守るしかない。

帰りの車内でマロがやっと落ち着いて、助手席に置いた自分のジャケットの上で気持ちよさそうに寝てるのを見た時は、ちょっとだけ報われた気がした。

次また行くかって?多分行くと思う。懲りないタイプなんで。

組織名:株式会社スタジオくまかけ / 執筆者名:UETSUJI TOSHIYUKI

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