ペットと車で旅に出るって、思ってたより大変だった話

Uncategorized

Uploaded Image

犬連れで車旅なんて、最初は軽く考えてた。

うちのゴールデンレトリバー、名前はマロンっていうんだけど、この子を後部座席に乗せて東北まで走ったのが去年の秋。紅葉がきれいな時期を狙って、三泊四日の小旅行を計画した。ペット可の宿も事前にリサーチして、ドッグランがある道の駅もチェックして、完璧だと思ってたんだよね。出発したのは朝の6時。まだ薄暗い住宅街を抜けて高速に乗るまでは、マロンも大人しくシートに座ってた。

問題が起きたのは最初のサービスエリアを過ぎたあたりから。

車内の温度調整が想像以上に難しい。人間にとって快適な温度でも、毛皮を着てる犬にはちょっと暑すぎるらしくて、マロンがハァハァ言い始めた。エアコンを強めにすると今度は自分が寒くて、窓を少し開けたら高速の風がうるさくて。結局、後部座席だけに風が当たるように調整するのに30分くらい試行錯誤した記憶がある。それでクーラーボックスに保冷剤を入れて、マロン専用の冷却マットも敷いたんだけど、最初からそうすればよかったって何度思ったことか。

ちなみに、途中で寄った「ドッグパラダイス軽井沢」っていうドッグカフェのテラス席で食べたパンケーキが異常にうまくて、旅の目的が一瞬そっちにシフトしそうになったのは内緒。

長距離を走るときに一番気をつけないといけないのは、休憩のタイミングだと思う。人間は2時間に一回くらいでいいけど、犬はもっと頻繁に外に出してあげないとストレスが溜まる。最初の計画では100キロごとに休憩する予定だったのに、マロンが落ち着かない様子を見せるたびに停まってたら、結局50キロおきくらいになってしまった。サービスエリアのペット用スペースで、他の犬連れの飼い主さんたちと話してみると、みんな同じような経験をしてるみたいで少し安心したけど。

水分補給も意外と盲点だった。給水ボトルは持ってきてたんだけど、車が揺れると飲みにくいらしい。停車中にしっかり飲ませるようにしたら、今度はトイレの回数が増えて、また休憩が増えるっていう。このループに気づいたのは、すでに出発から5時間が経過した頃。予定では昼過ぎに着くはずだった最初の宿に、結局夕方近くに到着した。

車内の匂い対策も事前にもっと考えるべきだったかもしれない。

ペット用の消臭スプレーは一応持ってきてたけど、長時間密閉空間にいると犬特有の匂いがこもってくる。窓を開ければ解決するんだけど、高速道路だとそうもいかない場面が多くて。芳香剤を置くのも考えたけど、犬の嗅覚には刺激が強すぎるかもしれないし。結局、こまめに換気するしかないんだよね、これが。

シートベルトの問題もある。犬用のハーネスとシートベルトを繋ぐアタッチメントを買ってはいたものの、マロンが嫌がって最初の30分で外してしまった。ペット用のドライブボックスっていう、後部座席に設置する囲いみたいなやつも検討したんだけど、うちの車のサイズだとちょっと窮屈そうで。安全性と快適性のバランスって、本当に難しい…だけど。

旅先での食事も計画が必要だった。ドッグフードは多めに持っていったけど、環境が変わると食欲が落ちる子もいるらしい。マロンは幸い食いしん坊だから問題なかったけど、食べ慣れたものを持っていくのは基本中の基本みたい。あと、宿によってはペット用の食事を用意してくれるところもあるんだけど、アレルギーとかもあるから事前確認は絶対したほうがいい。

夜、宿に着いてからもマロンは興奮気味だった。知らない場所だから当然なんだけど、部屋中の匂いを嗅ぎ回って、ベッドに飛び乗ろうとして、なかなか落ち着かない。持ってきた普段使ってる毛布を敷いてあげたら、ようやく安心したみたいで丸くなって寝た。その寝顔を見てたら、無理させてないかなって少し心配になったりもした。

帰りの道中は、往路の経験を活かしてもうちょっとスムーズだった。休憩ポイントも把握できてたし、マロンも車に慣れてきたのか、比較的落ち着いて過ごしてくれた。ただ、家に着いた瞬間、車から飛び出して庭を全力疾走してたのを見ると、やっぱり相当我慢してたんだろうなって思う。

ペットとの車旅は、準備が8割だと思う。でも、どれだけ準備しても想定外のことは起きるから、結局は臨機応変に対応するしかないんだよね。次はもう少し近場にしようかな、なんて思いつつ、また遠出の計画を立ててる自分がいる。

組織名:株式会社スタジオくまかけ / 執筆者名:UETSUJI TOSHIYUKI

コメント

タイトルとURLをコピーしました